カニカマはフランス語でなんと呼ぶ?
7/12/20241 分読む


フランスでは日本の食べ物や文化が人気があり、そのまま日常会話で使われている日本語の言葉も多くあります。例えば、karaoke、manga、sushiなどが知られていますが、最近ではOnigiri(おにぎり)という言葉も広く認識されるようになってきました。でも、フランスでは本来の日本語とは微妙に異なる意味で使われている”日本語”もあります。
例えば、「surimi」。日本語の「すり身」に由来するこの言葉ですが、日本人なら、すり身といえばイワシのつみれや鶏肉団子の材料などを思い浮かべるでしょう。しかしフランスでは、surimiはカニカマを指します。カニカマはフランスのスーパーでも一般的に見かける食材で、サラダなどに頻繁に使われます。確かにカニカマも魚のすり身が材料ですが、フランス人はsurimiを「スリミ」ではなく「シュリミ」と発音するため、日本人にはさらに分かりにくく感じられることがあります。
また、「kimono」という言葉もフランスでは柔道や空手の稽古着を指すことが多く、これも日本人にはちょっと驚きですね。
お奨めの本
『翻訳できない世界の言葉』エラ・フランシス・サンダース
『勉強するほど面白くなる はじめてのフランス語』田中善英
『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子
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